元カノの話は、厳密には「寝取られ」というより、彼女の「初めての経験」が先輩との一夜だった、というエピソードです。
でも正直、聞いている側としては胸がざわつくような、そんな内容でした。
彼女は本当に警戒心が薄い子だったんです。
男女問わず友達が多くて、誰とでも分け隔てなく明るく接する。
一緒にいる時はいつも「この子、危なくないかな……」と、ひやひやさせられることが多かったのを覚えています。
彼女の外見でいうと、身長は155cmくらいの小柄で、華奢な体型。
胸はCカップくらいで、全体的に幼さが残る可愛らしい顔立ちでした。
ショートカットがすごく似合っていて、上戸彩を、少し幼くしたような雰囲気。
(自分で言うのもなんですが、本当に可愛い子だったんですよ)
そんな彼女が、ある日ポロッと話してくれたのが、高校時代の遠征での出来事。
放送部かスピーチ部の大会で、泊まり込みの遠征に行った時の話です。
大会前日の夜。
ホテルに到着して、みんなで大浴場に入った後、先輩に「勉強を教えてあげるから部屋に来なよ」と誘われたそうです。
彼女はその先輩のことが結構好きで、憧れに近い感情もあったらしく、素直について行ったとか。
そのホテルで用意されていたのは、普通の浴衣ではなく、薄手のローブみたいなもの。
丈が短めで、紐で軽く締めるだけの簡易的なやつ。
季節は夏の少し前だったので、もちろん下に何も着ておらず、下着の上にそのままローブを羽織って先輩の部屋へ向かったそうです。
ここで一つ補足しておくと、その部屋はシングルルーム。
もしツインやダブルベッドの広い部屋だったら、きっと何事もなく終わっていただろうと、彼女自身も後で言っていました。
最初は本当に普通に勉強を教えてもらっていたらしいです。
机に向かってノートを広げ、先輩が隣で丁寧に解説してくれる。
でも、時間が経つにつれて、ローブの紐が緩んできて……
胸元がはだけ、ブラジャーがチラチラ見えるようになってしまった。
彼女は恥ずかしくて直そうとしたけど、先輩の視線が熱を帯びていることに気づいて、なぜか体が動かなくなったそうです。
そして突然、先輩から「ずっと好きだった」と告白された。
戸惑いつつも、悪い気はしなかった。
憧れの人からそんな言葉をかけられたら、頭が真っ白になるのも無理はないですよね。
了承の返事をした瞬間、唇を重ねられ、すぐに舌まで入れられて……
そのままベッドに押し倒されたそうです。
ローブの紐を解かれ、下着姿を晒されると、先輩は強く抱きしめてきて、ブラジャーを外した。
そこからはもう、延々とキスをされ、胸を触られ、舐められ……
どれくらい時間が経ったかわからないくらい、執拗に愛撫され続けたそうです。
彼女自身も、最初は緊張と戸惑いしかなかったのに、だんだん体が熱くなってきて……
でも「明日大会があるから」と、なんとか部屋に戻ろうとした。
すると先輩が「送ってあげる」と言いながらついてきた。
もちろん、それは口実でした。
彼女の部屋に着いた瞬間、先輩は当然のように中に入り込み、
また同じようにローブを脱がせ、ブラを剥ぎ取り、ベッドに押し倒した。
今度はもう、先輩の部屋と同じように、完全に成すがまま。
お互い下着一枚の状態で、ずっと触り合っていたせいか、彼女の方もかなり昂ぶっていたみたいです。
(ちなみに付き合っていた時の彼女は、濡れにくい体質だったんですけど……その時は違ったみたい)
薄い布越しに、先輩のものが硬く大きくなっているのがはっきりと伝わってきた。
彼女は何も言えずにいると、先輩の理性が徐々に崩れ始めたそうです。
最初は「最後まではしない」という口約束をしていたはずなのに……
でも一度吹っ切れてしまったら、もう止まらない。
先輩は自ら服をすべて脱ぎ捨て、全裸になると、彼女の下着に手をかけ、必死に剥ぎ取ろうとした。
彼女は抵抗したそうです。
バタバタともがいて、必死に拒んだ。
でも力では到底敵わず、最終的に下着をずらされ、そのまま無理やり挿入されてしまった。
初めてだったから、痛みと衝撃で体が固まって、何もできなくなった。
ただただ痛みが引くのを待つしかなかったそうです。
でも、痛みが引く前に、先輩の方が先に限界を迎えてしまった。
ゴムなんて、もちろんありません。
あったとしても、着ける余裕すらなかったでしょう。
そのまま、全部中に出されて……
先輩の動きが止まった瞬間、彼女は「え……?」と呆然としたそうです。
先輩は「ごめん、ごめん……」と繰り返しながらも、すぐにまた動き出してしまった。
無理やりキスで口を塞がれ、声も出せない。
容赦なく腰を打ち付けられ、ただ痛いだけ。
彼女にとっては、まさに地獄のような時間だったと。
それでも、先輩は二度目もまた中に出して、ようやく終わったそうです。
大会の結果はどうだったのか、彼女はその後詳しく話してくれませんでした。
ただ、その先輩はそれ以来、彼女に近づこうとせず、そのまま卒業していったそうです。
妊娠などのトラブルも、幸いなかったみたいです。
これが、彼女と付き合い始めた頃に、初めて聞かされた「元カノの初めての夜」の話です。
自分は最後まで、別れる時まで一度も中に出したことはありませんでした。
怖かったんです。
もし妊娠したら……養えるのか、責任取れるのか、そんなこと考えたら、とても無理だと思いました。
もちろん、勝ち負けなんてものじゃない。
後のことを考えたら当然の判断です。
でも、勢いとはいえ、あの先輩にはできたことが、自分にはできなかった。
そう思うと、どこか悲しくて、情けなくて……
胸の奥がずっと重かったのを、今でも覚えています。


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