最初に就職した会社で、初めての彼氏ができた。
入社してまだ半年くらいの頃だったかな。
初めての恋愛に浮かれながら、彼との初エッチも経験して、なんだか急に大人になったような気がしていた。
でもその半年後、会社の飲み会で、予想もしない方向に流れていってしまった。
飲み会は最初は普通だった。
一次会、二次会と続き、三次会に突入したあたりで、だんだんエロい話題が増えてきた。
みんな酔っ払っていて、遠慮なく下ネタをぶちまけ合っていた。
私もお酒の勢いで、
「彼氏とはいつも部屋でやってるよ?」とか
「旅行先でやったときはめっちゃ興奮した?」とか、
名前こそ出さなかったけど、結構具体的に話してしまった気がする。
彼氏は二次会の途中で「ちょっと疲れたから」と先に帰ってしまった。
残ったメンバーで三次会へ。
そして気づいたら終電がなくなっていた。
足元がふらふらして、目も回りそうだった私は、他部署の部長に「うち、近いから泊まっていきなよ」と言われ、
「え、いいんですか?」と軽い気持ちでついていってしまった。
部長は、いわゆる爬虫類系の顔立ち。
色白で皮膚が薄くて、眼鏡の奥の目がちょっと冷たく見える。
オタクっぽい雰囲気もあって、正直「ちょっとキモいな」と思っていたタイプ。
でも、奥さんも子供もいるし、同期の女の子も「私も泊まる?」と言っていたから、
何の警戒心も持たずに、部長のマンションについて行った。
部屋に着いて、部長が「先にシャワー浴びてきなよ」と優しく言ってくれた。
お酒で火照った体を冷ますように、ゆっくりシャワーを浴びて出ると……
リビングにいたのは部長だけだった。
同期の子は「やっぱり帰るわ、ごめん!」と帰ってしまったらしい。
「じゃ、俺も風呂入ってくるわ」
部長はそう言ってバスルームに消えた。
私はソファに腰を下ろして、スマホを見ながら考えた。
「帰ろうかな……でもタクシー呼ぶのも面倒だし……」
結局「まぁいいか」という気持ちが勝って、
そのままソファにゴロンと横になった。
……そして、どれくらい時間が経っただろう。
体がもぞもぞと触られている感覚で、ぼんやり目が覚めた。
部屋の電気は消えていて、真っ暗ではない。
キッチンから漏れる薄い明かりだけが、リビングをぼんやり照らしている。
視界がはっきりしない中、私のシャツが捲り上げられていて、部長の唇が、乳首に吸いついているのがわかった。
……え?
頭がまだ寝ぼけていて、状況を理解するのに時間がかかった。
でも、乳首をチュッ、チュパッと音を立てて吸われるたびに、じんわりと気持ちよさが広がってきて、眠気と快感が混ざり合って、抵抗する力が湧いてこなかった。
部長はハァハァと荒い息を吐きながら、片方の乳首を口で愛撫し、もう片方を指で転がす。
時々、舌先でコリコリと弾くように舐められて、思わず「んっ……」と小さな声が漏れた。
手は徐々に下へ。
お腹を撫で、腰のくびれをなぞり、太ももの付け根あたりを往復する。
くすぐったさと気持ちよさが混ざって、無意識に腰が浮いてしまう。
その瞬間、部長の手がパジャマのズボンのゴムに引っかかり、するりと下ろされてしまった。
「……っ」
今度は脚を優しく開かれ、太ももの内側を指先で撫でられると、ぞわぞわっと全身に鳥肌が立った。
部長の唇が内腿に触れて、ゆっくりと舌を這わせながら下へ下へと移動していく。
そして、パンツの上から、温かい息がアソコにかかった瞬間、体がビクンと跳ねた。
「はぅっ……」
部長は私のパンツにも手をかけ、私がまた腰を浮かせたそのタイミングで、するりと脱がせてしまった。
両足を大きく開かれ、膝を胸の方までぐっと押し付けられる。
その姿勢だと、キッチンの明かりがまっすぐ私の股間に当たる。
自分の秘部が丸見えになっているのが、はっきりとわかった。
「……見られてる///」
あの部長に、私のアソコをじっくり見られている。
その事実が、ものすごく恥ずかしくて、でも同時に、すごく興奮してしまった。
部長の舌先が、敏感なクリトリスに触れた。
チロチロ、チロチロと、焦らすように舐められると、我慢できずに「あっ……んっ!」と声が出てしまった。
「もっと声出していいよ」
低い声で囁かれて、ドキッとした。
「でも……奥さんが……」
私が弱々しく言うと、部長はくすっと笑った。
「今夜は実家に子供と一緒に帰ってるよ」
……つまり、最初からこのつもりだったんだ。
わかった瞬間、頭のどこかで「やっぱりか」と思った。
でも、もう体は正直すぎるくらい感じていて、彼氏としていたときよりも、ずっと強く快感が押し寄せてくる。
髭のチクチクした感触が当たるたびに、
「あの部長が……私のここを舐めてる……」という現実が、余計に興奮を煽った。
部長は顔を上げ、私の目を見ながら言った。
「気持ちいい?彼氏にも、こんなふうにされてるの?」
恥ずかしくて目を逸らしたけど、アソコが疼いて、勝手に腰が動いてしまう。
そして、部長の指がゆっくりと中に入ってきた。
熱くて、ぬるぬるした内壁を、的確に気持ちいいところを探りながらかき回される。
耳元でハァハァという息遣い。
背中がゾクゾクして、乳首にまた唇が戻ってきたときには、もうさっきよりもずっと敏感になっていて、
「あぁっ! んああっ! あっあっあっ!」
高い声が止まらなくなっていた。
体が勝手に反り返り、腰が浮き、ぴちゃぴちゃと卑猥な音が部屋に響く。
お尻のあたりが冷たいくらい、びしょびしょに濡れているのが自分でもわかった。
もう声を抑える余裕なんてなくて、
「あんっ! あっ! ダメっ! いっちゃう……!あっあっイヤぁっ!」
クッションをぎゅっと握り、首を振って、
「んんっ! あっ! あっ! あぁっ!!」
頭の中が真っ白になって、体がビクビクビクッと何度も跳ねて、そのまま大きくイってしまった。
肩でハァハァ息をしながら、心臓がドクドク鳴っている。
放心している私のアソコに、また部長の舌が這ってきた。
クリを重点的に舐められると、イったばかりなのにまたビクビクしてしまう。
「んっ……んんっ……もう……ダメ……やめて……」
言ってるのに、体は正反対にくねってしまい、ソファからずるりと滑り落ちるように、カーペットの上にお尻をついた。
部長は私のシャツを完全に脱がせ、全裸にすると、腰を掴んで軽く持ち上げ、後ろを向かせた。
四つん這いのような、バックの体勢。
ここまで来て、ようやく冷静になった。
……私、全裸にされてる。
部長に全部、見られてる。
その恥ずかしさが、逆にまた胸の奥を熱くした。
バックの体勢で、部長の熱い体が私の背中に密着している。
当時の私は髪が長くて、腰まで届くくらいだった。
後ろからされる時は髪が顔にかかって邪魔になるから、右手で髪を片側に分け、耳の後ろに持っていった。
すると部長の手が重なってきて、一緒に私の髪を優しく撫でながら、分けた髪の隙間から出た耳元を、指先でサワッとなぞる。
そのまま、耳たぶに軽くキスを落としてきた。
「……いっ!」
耳をチュッと吸われ、舌先で耳の穴の周りをなぞられると、ビクンッと体が跳ねて、思わずのけ反ってしまった。
その拍子に、お尻が部長の固くなったお腹に当たる。
熱くて、硬くて、脈打っているのがはっきり伝わってきた。
部長は後ろから両手で私の胸を包み込み、大きく揉みしだきながら、乳首を指の腹でコリコリと転がす。
時々、爪の先で軽く引っかかれると、電気が走ったように体が震えた。
そして、下半身では……
部長の大きくなったものが、私の割れ目にぴったりと当たっている。
まだびしょびしょに濡れたままのアソコを、先端でゆっくり上下に擦られるように動かされる。
ぬるっ……ぬるぬる……
クリトリスを撫で上げ、入口のあたりまで来て、また下に戻ってクリに当たる。
その往復が、たまらなく気持ちいい。
クリだけじゃなく、入口の柔らかい部分を優しく擦られるだけで、じんわりと奥が疼いて、腰が勝手に動いてしまう。
こんな感覚、初めてだった。
彼氏とのセックスでは味わったことのない、じわじわと全身を溶かすような快感。
これがクセになってしまって、その後の相手にも、無意識に「入口も撫でて……」と求めてしまうようになった。
部長のアレの先が割れ目をなぞるたびに、
「あぁ……んっ……あん……」
甘い声が自然と漏れてしまう。
片手は胸を揉み続け、乳首を摘まんだり、軽く引っ張ったり。
もう片方の手は腰から太ももへ滑り、内腿を優しく撫で上げて、背中には舌を這わせてくる。
背筋をゾクゾクしながら、舌が首筋まで上がってきて、耳の後ろをまた舐められると、もう体中が敏感になって、どこを触られてもクネクネと腰が動いてしまう。
「早く……入れて……」
心の中で何度も繰り返しながら、部長のアレに押しつけるように腰を振っていた。
我慢できなくて、先端を入口に自分から当てがって、くっとお尻を後ろに突き出した。
すると部長はすっと体を引いて、低く笑いながら囁いた。
「ん? どうしたの?入れて欲しいのか?」
恥ずかしくて顔が熱くなるのに、もう限界だった。
「……お願い……早く……入れて……お願い……」
自分で「入れて」と言ってしまうなんて、これも初めてだった。
部長はゆっくりと、先端を私の入口に押し当てて、じっくりと奥へ入ってきた。
大きくて、熱くて、入口がこじ開けられるような、ぬるっ……むあぁ……メリメリッ……という感触。
でも痛みはほとんどなくて、ただただ熱い塊がゆっくりと私を満たしていく感覚に、
「はぁ……あっ……あぁぁ……」
ため息のような声が止まらなかった。
唾液が自然と口の中に溜まって、ごくんと飲み込むたびに、
「あぁぁ……」とまた声が漏れる。
全部入る前に、入り口近くの気持ちいいところに、部長の先端が当たった瞬間、両手がガクガク震えて、体が前に崩れそうになった。
「はっ……あっ……あぁ……はぁん……」
自分で聞いても、いやらしい喘ぎ声だと思った。
でも、挿入されただけでこんなに感じるなんて、今までなかった。
部長はゆっくりと腰を動かし始めた。
出し入れするたびに、
「あっ……あっ……あっ……」
と短い声が飛び出して、
「すごい……あぁ、すごい……」
と繰り返してしまう。
彼氏とのバックは、いつも苦痛にしかならなかったのに、部長のこれは、気持ちいい以外の何もなかった。
ゆっくり円を描くように回しながら、深く浅く、出し入れされるたびに、
「あぁ……あん……」
と体が勝手に反応する。
太ももの内側を、ぬるぬると愛液が伝うのがわかった。
「あっあっあん! あん!」
私が高く喘ぐのに合わせて、
部長も「ふんっ……ふんっ……」と低く声を漏らす。
ふと薄く目を開けると、目の前のバルコニーのガラスに、自分の姿が映っていた。
後ろから突かれ、胸を揉まれ、髪を乱して喘いでいる自分が、まるでAVのワンシーンのように見えて、恥ずかしくてたまらなかった。
でもその恥ずかしさが、逆に興奮を煽って、体が一気に熱くなった。
力が抜けて、倒れそうになった私は、近くにあったクッションにしがみつき、体を斜めにして、お尻を高く突き出すような体勢になった。
すると、奥の方から、じわっと何かが湧き上がってくる感覚がして、体の中が熱く痺れて、
「あっダメ! あっあっイク! イヤ! イヤ! いっちゃう!!」
部長の動きが急に速くなり、
「ああああぁぁぁーー!!」
大きく体を反らせて、
声を上げながらイってしまった。
ハァハァと息が乱れ、汗でべったり、体がガクガク震えて力が入らない。
挿入だけでイッたのは、本当に初めてだった。
部長は優しく「いっちゃった?」と囁きながら、またゆっくり腰を動かし始めた。
そこからはもう、頭がおかしくなるくらい、何度も何度もイカされ続けた。
最後は正常位に体勢を変えられて、部長も激しく果てた。
彼氏としか経験がなかった私にとって、二人目でこんなに激しく、深く感じるセックスを知ってしまった。
それから彼氏とのセックスが、どうしても単調で物足りなく感じて、結局別れてしまった。
私は淫乱になってしまったみたいで、ゴムなしの生セックスに病みつきになって、何人かと体だけの関係を持った。
でも、結局一番良かったのは、あの部長との一夜だった。
今でも、時々思い出しては、一人で慰めてしまう。
あの日から2ヶ月くらいで彼氏とは別れ、部長との再会のチャンスもなくて、そのまま私は会社を辞めた。
部長からのアプローチは、一度だけ。
エレベーターで一緒になった時、さりげなくお尻を触られただけだった。
その日は、更衣室で一人で処理してしまった。
それ以降、飲み会でも部長は私の近くに来ることはなく、私も自分から近づこうとはしなかった。
社内で噂になるのが怖かったから。
当時の私は20歳。
部長は50になったばかりか、まだ40代後半だと言っていたと思うから、おそらく50前後だったはず。
彼氏と別れてからは、
自分でも「ヤリマンになったな」と思うくらい、
水商売を少し経験して、お客さんと旅行に行ったりもした。
いわゆる、エッチ旅行。
でも、心のどこかで、あの部長との夜が、ずっと基準になってしまっている。


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