数年前、私と親友の舞(まい)は、ずっと憧れていた南の島へ二人きりの女子旅に出かけた。
そこは噂に聞いていた通り、まさに「ナンパ天国」と呼ぶにふさわしい場所だった。
空港を出た瞬間から、街中を歩くだけで視線が刺さる。
ビーチに降り立てば、すぐに「美女!一緒に写真撮ろうよ!」とか「君たちみたいな子、初めて見た!」とか、
下心が丸見えの笑顔で次から次へと声をかけてくる男たち。
中にはストレートに「今夜、俺と遊ばない?お金払うよ」とか平気で言ってくる人もいて、
東京で普通に暮らしている私たちは、正直かなり引いていた。
「もう、男を買うって言われてるみたいで気持ち悪いね…」
舞と顔を見合わせて苦笑いしながら、陽射しを避けてビーチチェアに座ったその時だった。
砂浜の少し離れたところから、二人の若い男の子がこちらに向かって歩いてくるのが見えた。
日焼けした肌に、白い歯が眩しい。
派手な服もアクセサリーもつけていない、すごく素朴で清潔感のある雰囲気。
彼らは私たちに近づくと、少し照れくさそうに笑いながら、たどたどしい英語と身振り手振りで話しかけてきた。
「君たち、本当に綺麗だね。天使みたい」
「こんな美しい人と話せて、今日はいちばん幸せな日だよ」
大げさすぎる褒め言葉なのに、なぜか嫌味がなくて…。
むしろ純粋に嬉しそうな表情で、何度も何度も「beautiful」「so cute」と繰り返す彼らのまっすぐな瞳に、
私も舞も、だんだん心を許してしまった。
名前を聞くと、一人はシオン、もう一人はリオだった。
二人とも地元の生まれ育ちで、観光客相手に簡単なガイドやマリンスポーツの仕事をしながら暮らしているという。
話しているうちにすっかり打ち解けて、夕暮れのビーチを一緒に散歩したり、冷たいココナッツジュースを奢ってもらったり…。
そして結局、その夜。
私たちは「もう少し一緒にいたい」という彼らの誘いに乗ってしまい、
彼らが借りている小さなビーチサイドのコテージへと足を踏み入れてしまった。
部屋に入るとすぐに、舞が「私、先にシャワー浴びてくるね?」とウインクしながら、
シオンを連れてバスルームの方へ消えていった。
舞は昔から男性経験も豊富で、こういう場面になると率先して動くタイプ。
私はというと…正直、心臓がバクバクしていた。
残されたリオは、ちょっと緊張したような、でも優しい笑顔で私の隣に座った。
「大丈夫?嫌だったら本当に言ってね。無理にとは思ってないから」
そう言ってくれる彼の声が、妙に落ち着いていて、逆に安心してしまった。
しばらく二人でたどたどしい会話をしてると、
バスルームの方から、舞とシオンの楽しそうな笑い声と、水しぶきの音が聞こえてきた。
そしてすぐに、甘い吐息と、肌がぶつかり合うような湿った音が混じり始める。
その瞬間、私の体が急に熱くなった。
リオも同じタイミングで感じたみたいで、
そっと私の肩を引き寄せると、ためらうことなく唇を重ねてきた。
最初は驚いて少し体を固くしたけれど、
リオのキスは熱くて、深くて、首筋から鎖骨にかけてゆっくり降りていく舌の動きに、
だんだん抵抗する力が抜けていった。
するとちょうどその時、バスルームのドアが開いた。
全裸のまま、滴る水も拭かずに現れた舞とシオン。
二人はまるで見せつけるように、互いの体を貪るように濃厚に絡み合い始めた。
舞がシオンの首に腕を回し、シオンが舞の腰を抱え上げてベッドに倒れ込む。
すぐにシックスナインの体勢になって、舞がシオンのものを嬉しそうに咥えているのが丸見えだった。
その光景を初めて生で見た私は、頭が真っ白になるほど興奮していた。
自分の鼓動が耳の中で響く。
太ももの内側がじんわりと熱くなり、
下着の中まで濡れているのが自分でも分かった。
リオは私の耳元で囁いた。
「…見てるだけで、こんなに濡れてるんだね」
恥ずかしくて顔を背けようとしたけれど、
彼の大きな手が私の顎を優しく掴み、再び深くキスしてきた。
今度は私も自分から舌を絡ませた。
彼氏ともこんなに長く、ねっとりと舌を絡め合ったことはなかった。
唾液が糸を引き、唇が離れるたびに熱い息が漏れる。
リオの手が私の服をゆっくり脱がせていく。
私も彼のTシャツをたくし上げ、鍛えられた胸板に指を這わせた。
汗と海の塩気と、男の匂いが混じった野生的な香りが鼻腔をくすぐる。
全裸になった瞬間、リオのものは想像以上に大きく、黒光りしていて、
脈打つたびに存在感を主張していた。
私はもう理性が飛んでいて、
夢中でその熱い塊に唇を寄せ、舌を這わせ、喉の奥まで咥え込んだ。
塩辛くて、少し汗臭い。
でもその生々しさが、逆にたまらなく興奮をあおった。
日本の男には絶対に出せない、野生のフェロモンみたいな匂い。
私は夢中で上下に頭を動かし、大きな音を立てながら吸い上げ続けた。
隣のベッドでは、舞がもう完全に脚を大きく広げ、
シオンの激しいピストンに合わせて「あっ…あんっ…!」と切なげな声を上げていた。
シーツがびしょ濡れになるほど、彼女の体は蜜を溢れさせている。
私ももう我慢できなくて、
リオの肩にしがみつきながら、
「…来て…」と小さな声で囁いた。
それは、本当に淫靡で、目を背けたくなるほど生々しい光景だった。
舞の白い肌に残るくっきりとした日焼けのライン――ビキニの跡が、まるで意図的に描かれたようなコントラストを描いている。
その下半身に、重なるようにリオの引き締まった赤銅色の尻が覆いかぶさり、力強く、容赦なく叩きつけるように腰を打ち付けている。
肉がぶつかり合う湿った音が部屋中に響き、舞の柔らかい尻肉が波打つたび、汗と蜜が飛び散るのが見えた。
私はもう我慢の限界だった。
リオの熱く脈打つものを口から離すと、自分から大きく脚を開き、彼の下に滑り込むように体を沈めた。
リオは迷わず覆いかぶさってきて、私の両脚を高く持ち上げ、膝裏を掴んで固定した。
体が二つ折りにされ、まるで彼のものになるために開かれた花のように、すべてを晒す形になった。
リオのものが入ってきた瞬間――それは熱く硬い鋼鉄の棒が、私の奥深くを一気に貫くような衝撃だった。
息が止まり、背中が弓なりに反る。
固く張り詰めた先端が、膣壁の隅々まで押し広げ、擦り上げるたびに電流のような快感が全身を駆け巡った。
私はもう声を抑えられず、絶叫に近い喘ぎを漏らしながら、腰を激しく振り続けた。
彼の動きに合わせて、自分から腰を突き上げ、もっと深く、もっと強く感じたくてたまらなかった。
隣のベッドでは、舞がすでに体位を変えていた。
四つん這いになり、尻を高く掲げてシオンに差し出している。
シオンが両手で舞のたっぷりとした尻肉を鷲掴みにし、バックから容赦なく貫く。
突かれるたびに舞の体が前後に激しく揺れ、豊満な胸が垂れ下がって波打ち、
「おうっ! おおうっ! あぁぁっ!」と、腹の底から絞り出すような野太い声が部屋に響き渡った。
舞の蜜でびしょ濡れになった秘部から、シオンの黒く太いものが抜き差しされる様子が、
照明に照らされてテカテカと光り、卑猥に丸見えだった。
その光景が視界に入るたび、私の興奮はさらに加速した。
私はリオの腰に自分の脚を絡め、踵を彼の尻に食い込ませるようにして固定した。
彼の突き上げるリズムに完全に合わせ、自分から腰をグラインドさせるように動く。
膣の奥が擦られ、子宮口を叩かれる感覚に、頭が真っ白になる。
羞恥心なんてどこかに吹き飛んでいて、私はただ貪欲に、もっと強い快楽を求めて腰を振り続けた。
そして、ついに我慢できなくなった。
私はリオを押し倒し、騎乗位の体勢で彼の上に跨った。
舞も私の様子を見て、負けじとシオンの上にまたがる。
彼女の汗で濡れた大きな尻が、なめらかに円を描きながら上下に動く。
それはもう、セックスの達人のような、淫らで洗練された動きだった。
私は大胆にも両手を後ろに回し、ベッドに突いて上半身を大きく仰け反らせた。
リオのものが斜めから私の奥を抉るように擦れ、Gスポットを何度も刺激する。
彼の視線が、私たちの結合部に釘付けになっているのが分かった。
その熱い視線に煽られるように、私はますます激しく腰を振り、
「はぁっ! あぁっ! イクっ……イクぅぅぅっ!!」
と、泣き叫ぶような声で絶頂を迎えた。
体が痙攣し、蜜が溢れ、シーツをびしょ濡れにしながら、私はリオの上で暴れ狂った。
並んだ二つのベッドの上で、
南国の島で出会ったばかりの逞しい男たちに跨り、
絶叫しながら腰を振り、果てることなく快楽に溺れる二人の日本人女性。
それはきっと、誰が見ても凄まじく、退廃的な光景だっただろう。
その夜、私たちは夜明けまで休むことなく交わり続けた。
リオとシオンのものは、まるで疲れを知らない野生の獣のように、何度でも硬く勃ち上がり、
私たちを何度も、何度も満たしてくれた。
一度イッてもすぐに体位を変え、チンボを入れ替え、互いの体を貪り合った。
舞と私は完全にメス化し、理性も羞恥も吹き飛んで、ただ本能のままに求め合った。
振り返ってみれば、あの二人は純朴で可愛らしい顔立ちをしていたけれど、
きっとこれまで何十人、何百人もの日本人女性を同じように虜にしてきた、
熟練したジゴロだったのかもしれない。
でもあの時の私たちは、そんなことなど考えもしなかった。
ただ、彼らとの一夜の恋に溺れ、翌日も一緒に食事をして、欲しいものを買ってあげ、
そしてまた夜を共に過ごした。
結局、二晩で、日本から持ってきたコンドームをすべて使い切ってしまった。
舞にも私にも、日本にはちゃんと付き合っている彼氏がいたのに、
そのことを思い出したのは、帰りの飛行機が雲の上を滑るように飛んでいるときだった。
こんな話を正直に書いてしまうと、きっと「メスブタ」「淫乱」なんて罵られるかもしれない。
でも、女だって、たまには理性の枷を外して、恥知らずに、貪欲に、ただ快楽に身を任せてみたいと思う日がある。
どうか、そんな私たちを、少しだけ大目に見てやってください。
(完)

コメント