私は凜(りん)、27歳。結婚して3年、2歳の息子がいて、夫との暮らしは穏やかで幸せそのものだった。
身長160センチ、50キロ。バストは85のDカップ、ウエスト64、ヒップ90。
結婚前より少しふっくらしたかなと思うけど、夫は「柔らかくて抱き心地がいい」と喜んでくれる。
鏡を見るたび、丸みを帯びた腰や胸の重みが、女としての自信を静かに灯してくれる。
夜の生活は、夫の残業が増えてから少しご無沙汰だったけれど、欲求不満というほどではなかった。
子育てに追われ、疲れて眠ってしまう日々が続いていただけ。
それでも、心のどこかで小さな火種がくすぶっているような感覚は、時折自分でも気づいていた。
そんなある日――数ヶ月前の、初夏の陽射しがまぶしい午後だった。
息子を連れて近所の大型デパートへ買い物に出かけた。子ども服売り場で小さなTシャツを手に取っていると、後ろから懐かしい声が降ってきた。
「凜? やっぱり凜だ! 久しぶり! 元気してた? その子、凜の子ども? めっちゃ可愛いな」
振り返ると、そこに立っていたのは昔の恋人、将貴(まさき)だった。
私たちは結婚前に2年ほど付き合っていた。
情熱的で、喧嘩も多かったけれど、体の相性だけは抜群だった。
彼の転勤が決まり、遠距離に耐えきれず別れた。
あれからもう5年近く経つ。
「え、将貴? どうしてここに……? 仕事で戻ってきたの?」
驚きながらも、私は平静を保とうとした。
胸の奥が少しだけざわついたけれど、すぐに夫の顔を思い浮かべて押し殺した。
「出張でね。たまたまこのエリアに来てて、まさか凜に会えるなんて思わなかったよ」
軽い世間話をして、その場は笑顔で別れた。
息子の手を引いて家に戻る道中、将貴の笑顔が頭に残ったけれど、それだけだと思っていた。
ところが数日後、突然スマホに知らない番号からメールが届いた。
『こないだ会ってから、凜のことばっかり考えてた。明日、空いてる? 少しだけでいいから会いたい。将貴』
心臓が跳ねた。すぐに返信した。
『ごめん、私結婚してるし、もう会うのは無理だよ。メールもこれっきりにして』
するとすぐに返事が。
『昼ごはんだけ! それだけならいいだろ? 昔話でもしようぜ』
……昼ごはんだけなら、別に浮気じゃないよね。
そう自分に言い訳しながら、つい「昼ごはんだけなら」と返事をしてしまった。
実家の両親に息子を預け、翌日、約束の時間に家の前で待っていると、黒いセダンが滑り込んできた。
将貴は少し大人びたスーツ姿で、窓から笑顔を見せた。
「乗って乗って! いい店知ってるから」
車に乗り込むと、甘いウッディ系の香水が漂ってきた。
昔と同じ匂い。
胸の奥がまた小さく疼いた。
ところが車が向かった先は、街の高層ホテルだった。
「え……将貴、ここホテルじゃない。帰ろうよ」
私は慌てて言ったが、彼は平然と笑う。
「俺、今このホテルに泊まってるんだ。出張で。ここのレストランのランチがめっちゃ美味いから、絶対後悔させないよ」
……そう言われると、確かに悪い気はしなかった。
普段こんな場所に来る機会なんてない。
エレベーターで最上階のレストランへ。
窓から見える街並みがきらめき、テーブルには白いテーブルクロス。
食前酒に勧められたロゼスパークリングを一口飲んだだけで、たちまち頬が熱くなった。
私はお酒が弱いのだ…
料理はどれも美しく、舌の上でとろけるよう。
会話は自然と昔の思い出話に。
笑いながらグラスを傾けるうちに、ほろ酔いを越えて、心地よい酩酊が体を包んだ。
食事が終わり、会計を済ませた将貴が言った。
「ちょっと部屋で休んでいかない? 酔ってるだろ? 少し横になって酔い覚ましてから帰った方がいいよ」
確かに、昼間から酒の匂いをさせて実家に帰るのは気が引けた。少しだけ……それくらいなら。
そう思って、彼の部屋について行ってしまった。
スイートルームは広々として、大きな窓から陽光が差し込んでいた。ソファに並んで座り、また昔話に花が咲く。
将貴の声がだんだん低くなり、距離が近づいていく。
「凜……やっぱり綺麗だな。結婚して、子ども産んで、ますます色っぽくなった」
彼の指が私の頬を撫でた瞬間、電流が走った。
「将貴、ダメだよ……私、結婚してるんだから」
口ではそう言ったのに、体は動かなかった。
彼の腕が私の腰を引き寄せ、唇が重なった。
懐かしい味。懐かしい熱。
ほろ酔いと、久しぶりの男の匂いと、昔の記憶が一気に蘇って、私は抵抗する力を失ってしまった。
将貴の手は慣れた動きで私のブラウスを脱がせ、ブラジャーのホックを外す。
柔らかく重みを増した胸が露わになると、彼は息を呑んだ。
「相変わらず……綺麗だ。凜のここ、大好きだった」
優しく、でも確実に胸を包み込むように揉まれ、敏感な先端に唇を寄せられると、甘い吐息が漏れた。
「あ……んっ……」
体が勝手に反応してしまう。
彼の指がスカートの中へ滑り込み、パンティの上から秘裂をなぞる。すでに熱と蜜が溢れていた。
「もうこんなに濡れてる……凜、下も覚えてるんだな、俺のこと」
恥ずかしさで顔を背けたけれど、腰が小さく揺れてしまう。
「だめ……だめだよ、将貴……私、こんなの……」
声は震え、言葉とは裏腹に足が開いてしまう。
彼はパンティを脱がせ、指で優しく花弁を広げた。
「可愛い……相変わらずピンクで、俺の形を覚えてるみたいだ」
指がゆっくりと中に入り、敏感なところを探り当てられるたび、背中がのけ反った。
「んあっ……あぁ……将貴、だめぇ……」
「だめじゃないだろ? こんなに欲しがってるくせに」
彼はズボンを脱ぎ、昔と変わらない――いや、むしろさらに逞しさを増したペニスを露わにした。
20センチはゆうに超える長さと、握りきれないほどの太さ。
付き合っていた頃、何度も何度もイカされ続けたあの熱が、今また目の前に。
私はもう理性が飛んでいた。
「将貴……昔みたいに……いっぱいイカせて……凜のこと、マサキの大きなので、めちゃくちゃにして……」
自らひざまずき、ペニスを口に含んだ。
舌を這わせ、喉の奥まで迎え入れながら、懐かしい味と匂いに酔いしれる。
彼の手が私の髪を優しく撫で、腰が小さく動き始める。
「凜……最高だよ……今日は一日、俺のものになってくれ」
私は涙目になりながら頷いた。
将貴の熱い視線が私の裸体を這う中、彼はゆっくりと私の脚を開き、自身を押し当ててきた。
その瞬間、私の頭の中から夫の顔も、息子の笑顔も、穏やかな日常も、すべてが霧のように消え失せてしまった。
ごめんなさい……本当にごめんなさい。
でも、もう止まらなかった。
彼の逞しい先端が、私の蜜でぬるぬるになった入り口を割り、ゆっくりと、しかし確実に奥へと沈んでいく。
「あぁっ……将貴の……すごく大きい……!」
主人とは違う、懐かしくて野性的な満ち足りた感覚に、私は思わず絶叫していた。
「奥まで……届いてる……将貴のいいのっ! いっぱい突いて……もっと、もっとぇぇ!!」
彼の瞳が妖しく光り、腰が激しく動き始めた。
パンパンパンパン……
肉と肉がぶつかり合う淫らな音が、ホテルの静かな部屋に響き渡る。
彼の腰使いは昔よりさらに力強く、角度を変えるたびに私の敏感なところを擦り上げ、電撃のような快感が背筋を駆け上がった。
「あぁぁぁ……将貴っ……将貴ぃっ……もうダメ……イッちゃう、イクッ!!」
体がびくびくと震え、視界が白く染まる。一度目の絶頂が、波のように押し寄せてきた。
息も絶え絶えの私を、彼は優しくうつ伏せに導き、後ろから再び深く貫いた。
「んあぁぁっ! そんなに激しくされたら……壊れちゃう……!」
バックの体位で、彼の大きな手が私の腰をがっちり掴み、容赦なく突き上げられるたび、胸がベッドに押しつけられ、乳首がシーツに擦れてさらに甘い疼きが増す。
「あぁんっ……また……またイッちゃう……将貴、すごいよぉ……!!」
二度目の絶頂は、一度目よりも深く、体全体を痙攣させた。
息を切らしながらも、彼は私を抱き起こし、今度は私が上になる騎乗位に持ち込んだ。
私は自然と腰を沈め、彼の熱を根元まで飲み込む。
「奥に……奥に当たるの……将貴の、すごい……スゴすぎるぅ……!!」
自分で腰を振りながら、彼の胸に爪を立て、髪を振り乱す。
汗で光る彼の腹筋に、私の愛液が滴り落ちて糸を引く。
「また……またイク……将貴ぃっ!!」
三度目の頂点は、まるで体が浮くような浮遊感を伴ってやってきた。
彼の息が少し荒くなっているのに気づいて、私は微笑んだ。
(五年ぶりだから、少し年を取ったのかな……?)
今度は私が攻める番。
夫との夜の生活で磨かれた技を、惜しみなく使ってあげよう。
私は彼の前に跪き、さっき味わったばかりの彼の欲望を、再び口に含んだ。
舌を絡め、喉の奥まで迎え入れ、根元までくわえ込んで上下に動かす。
ときおり先端を強く吸い上げたり、裏筋を舌先で小刻みに刺激したり。
「凜……フェラ、上手くなったな……超気持ちいい……」
彼の声が震え、腰が小さく跳ねる。
その言葉に、私は嬉しさと興奮でさらに大胆になった。
「いいのよ……将貴の、いっぱい出して……凜のお口に、熱いのいっぱいちょうだい……」
普段の自分では絶対に言わない、恥ずかしくて淫らな言葉が、次々と溢れ出てしまう。
「凜……エロくなったな……出すよ……出すから……!」
彼の声が切羽詰まり、腰がびくんと跳ねた瞬間――
熱い飛沫が、私の舌の上に、喉の奥に、勢いよく放たれた。
量が多くて飲みきれず、唇の端から零れ、頬や鼻にまで白く飛び散った。
「ごめん……顔に出ちゃった……」
照れくさそうに呟く彼を見て、私は微笑みながら、優しくお掃除フェラをしてあげた。
残った分まで丁寧に舐め取り、彼の敏感な部分を舌で優しく撫でる。
「ありがとう……凜。本当に気持ちよかった。今日だけなのは、ちょっと残念だけど」
「ううん、私こそ……でも、やっぱり少し罪悪感が……」
そう呟いた私の背中を、彼が優しく抱きしめてくれた。
そして、突然少し寂しげな声で告げた。
「実はさ、来週から海外転勤なんだ。この前凜に会って、昔のこと思い出して我慢できなくなっちゃって……」
「家庭があるのに、本当にごめん。でも今日はありがとう。辛いけど、もう連絡はしないから」
その言葉に、私の胸がぎゅっと締めつけられた。
別れが永遠かもしれないと思うと、急に寂しさがこみ上げてきてしまった。
「……じゃあ、思い出にもう一回、しよう? 今日だけ、本当に今日だけだけど」
本音は、彼の熱をもう一度奥深くで感じたかった。
さっき口で愛撫しているときから、私の下はまた熱く疼き、太ももを伝うほどの蜜でびしょびしょになっていた。
私は再び彼の欲望に唇を寄せ、優しく含む。
さっき達したばかりなのに、驚くほど早く、ぐんぐんと硬さと熱を取り戻していく。
彼も私の意図を察して、悪戯っぽく笑った。
「いいの? また頑張っちゃうよ? 凜、またイキたいんだ?」
もちろん、私はもう欲しくてたまらなかった。
「将貴の……入れて……また凜を、いっぱいイカせて……お願い、めちゃくちゃにしてぇ!!」
それから数時間――。
私は何度も何度も頂点に導かれ、朦朧としながらも彼を深く受け入れ続けた。
体中が汗と愛液で光り、シーツはぐちゃぐちゃ。
声がかれるほど喘ぎ、爪を立て、髪を振り乱しながら、彼と何度も重なり合った。
ようやく行為が終わり、名残惜しそうにホテルを後にした。
「お互い、良かったよね。ありがとう」
軽くキスを交わして別れた。
家に帰ると、罪悪感と興奮が混じったまま、夫の帰りを待っていた。
夫が仕事から帰ってくるなり、私は我慢できずに彼に襲いかかってしまった。
「ねえ、今日はいっぱいして……いっぱいイカせて、お願い……」
夫の首に腕を絡め、熱っぽく囁く。
夫のものも、将貴に決して負けない大きさと硬さで、私を満たしてくれる。
久しぶりの夫の匂い、夫の熱。
私はすぐに蜜を溢れさせ、夫の欲望を口で迎え入れた。
そのときも、太ももを愛液が伝うほど濡れていた。
「早く……入れて……アナタの欲しいの……奥までいっぱいちょうだい……!」
普段は絶対に言わない淫らな言葉に、夫の目が驚きと興奮で輝いた。
夫は私を強く抱きしめ、激しく腰を振り始めた。
「どうしたんだよ、今日……いつもよりエロくて、たまらない……」
私はただ微笑んで、夫の背中に爪を立てた。
「久しぶりに、すごくしたくなっちゃって……ダメだった?」
その夜、私たちは朝まで何度も体を重ね、夫に何度もイカされ続けた。
朝になり、夫の寝顔を見ながら、私は静かに思った。
将貴との一日は、確かに激しくて懐かしくて、忘れられない思い出になった。
でも、私の帰る場所はここ。
夫の温もり、息子の笑い声、穏やかな日常。
将貴のことは、甘くて切ない思い出として、胸の奥にそっとしまっておこう。
浮気しちゃったけど……これで、ちゃんと終わりにできる。
そう自分に言い聞かせながら、夫の胸に顔を埋めた。

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